コーヒーの効用
漢方ではコーヒーは「心と胃を冷やす」働きがあるとされます。
たとえホットのコーヒーを飲んでも「心と胃を冷やし」ます。
精神的に追われ、緊張感が絶えないときに、一杯のコーヒーが心臓の高ぶりを抑えてくれ、ほっとさせてくれます。
これが「心を冷やす」働きそのものです。
一方で、どうしてもコーヒーが苦手で飲めない方もいらっしゃいます。
この方は「胃が冷えている」ため、コーヒーでさらに「胃を冷やす」とムカムカして気分が悪くなるからです。
(紅茶は胃を温める働きがありますので、そのような方でも紅茶は飲めるはずです)
元々、コーヒーは牛肉を食べる習慣と共に世界中に広まったそうです。
牛肉を食べると「胃が温まり」ますので、その後にコーヒーを飲むと胃がスッキリとします。
(つまり消化がよくなる)
実は私も肉食後にはホットコーヒーを美味しく飲めますが、空腹時(胃が冷えている時)やアイスコーヒーは苦手です。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- コーヒーの効用(2020.08.24)
- 春は不眠の季節(2017.04.17)
- 滋養強壮とは・・・(2017.04.10)
- 腹中雷鳴(お腹がゴロゴロと鳴る)(2017.03.27)
- 「わたしは漢方美人」月刊オフィスユー9月号(2016.08.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント