春は不眠の季節
春眠あかつきを覚えず・・・という有名な言葉があります。
この漢詩には続きがあって、要約すれば、昨夜来の雨風で寝られなくて、いつの間にか寝てしまって鳥の鳴く朝になったが、雨風で花は散ってしまったかなぁ-という意味です。
つまり不眠で朝方(あかつき)にやっと眠れたという意味なんです(^。^;)
漢方的には、春は肝臓の季節、さらに朝方も肝臓の時間帯と考えます。
漢方的に肝臓の働きが弱っていると、気の巡りが悪くなるため、春の季節に体調が悪くなり、さらに眠れなかったり、朝方にイライラしてヒトによっては大きな声をだしてしまうような症状がでます。
対処法のひとつに深呼吸があります。特に”息を殺すような”細かい仕事をされる方は、時間を見つけては深呼吸をされることをお勧めします。鼻歌を歌ったり、おしゃべりをしたりすることも深呼吸になります。
どうぞお気を付け下さい。
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