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2009年10月30日 (金)

漢方の優れているところ 2

2番目は「個人差」を治していくところです。

私の店には「揆度奇恒(きたくきこう)」と書かれた書を掲げています。これは、中国の名漢方医の書で、「病気には、その病気特有の一般的な症状と、その個人だけにでる特殊な症状とがある。それをきちんと見分けて診断治療しなさい」という意味です。

例えば日頃から過食気味の人が風邪をひいた時には、悪寒発熱や咽痛などの一般的な症状にプラスして、肩こりがひどく出ます。この「風邪を引いての肩こり」ひとつがあるかないかで、風邪薬は違ってきます。

また更年期障害でも症状は百人百色です。ひとりひとり微妙に違います。急に暑くなっても、その後に寒気があるかないかで、漢方薬の選択は違ってきます。

これが個人差です。

すべての病気に対してこの個人差を考え、その症状が何故出たかを考えるときに、その人の「治すべき問題点」が浮かび上がってきます。

それゆえ漢方薬を決めるときには、しっかりとした問診をしなければなりません。病気の方が気づいていないようなことを質問することもしばしばです。

難しいことですが、優れているところだと思います。

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